津和野町と言えば島根県の城下町で、錦鯉が水路を泳ぐ旅情いっぱいの町だ。
島根県津和野町:錦鯉が泳ぐ城下町として知られる隠れた観光地 | Goin’ Japanesque! (goinjapanesque.com)
長崎県島原市の新町も、水路に錦鯉が泳いでいるそうで、一度は行ってみたい。
鯉の泳ぐまち / 観光TOP / 島原市 (shimabara.lg.jp)
だが、我が大分県にもコイが泳ぐまちがある、それが大在北町(おおざいきたまち)である!
※コンクリート造りで、水深50㎝程度の住宅街の川に・・・
※こんなにコイが・・・
2年前の散歩の帰りに偶然見つけた。人に慣れている様子から食パンを買いに急いでUターンした。
津和野町と比べて地味で乱暴で顔色も悪いが、パンを投げるとバシャバシャとまるで養殖魚だ。
大きい個体は80㎝ほどもあり、休日の楽しみも増えた。
ミドリガメやスッポンらしきカメもいるが、哀しいかな真正面にパンを投げても、顔色の悪いコイに横取りされ、モミクチャになる・・・。
※真正面に投げてよ!と要求してくるカメ子さん
コイの邪魔が無くても、口を開けたまま思いっきり空振りする姿は、ウケ狙いのようでヒクッと口角も上がる。
※顔色の悪いコイに立ち向かうカメ子さん。
この川では、一年前にはナマズも見た。
見たと言えばカワセミも小枝から獲物を探していた。
カワセミをあんなに間近に見たのは初めてで、写真も撮らずに息を呑んだ。
そして、何より楽しみなのは脇役だ。養殖魚のお世話をしていると、
ヨーッ、ゲンキカヨーッ♪とちゅんちゅん言ってくる。来てやったヨーッ♫
パンを丸めて弾くと、チョンチョンと追いかけて行く。
ちゅんちゅんのチョンチョンの、パクパクで愛らしいのだ。
「フジパン」と「ヤマザキ」はどっちが好きかね?とか聞いてみたいものだ・・・
3m以上は警戒して来てくれない、
もっとおいで、もっとおいで・・・週一では信用が無いのかなぁ・・・。
2羽のカラスも寄ってくるが、それは今度にしよう。
このように素敵な大在北町を、「大分の津和野町」と勝手に呼んでいる。
投稿者:A.T