スタンプと言えばシャチハタ社の「シャチハタ印」である。
投稿にあたりシャチハタ社を調べると、なんと創業1925年の100年企業ではないか!
スタンプ印は1965年には既に開発されていて、ネーム印は1986年から販売されているから、20代の頃から使っていることになる。
正に日本のモノづくりを担ってきた企業様である。
他のメーカーも類似印を販売しているが、インク付きスタンプは全て「シャチハタ」と呼んでしまうほど浸透している。
今後、電子化が進むと朱印は減るだろうが、より個性的な商品を出されることを期待している。
個人的には20㎜角位の特注落款印が欲しいと思っている。
さてデータ印だ。・・・歳を取ると日付を合わすのが面倒なアレである。
データー印の使いにくさは、日付の文字の小ささと、端面の片方が球面になっていて、球面を下にするとグラグラと不安定になることだ。
最初から平面を下にすればいいのだが、その程度のことに気を使わせるシャチハタの気持ちが分からない。
※球面側は透明になって誰の印か一目で分かるが、立てにくい。
先日、初めて知ったことがある。
驚きと自分の無知さに人生を棒に振ったみたいで、教えてくれたOさんを尊敬してしまった。
ある日、面倒くさそうに日付を合わせていると、Oさんが来て球面を外してセットして見せてくれた。
「えーーーーーーーーーーっ」ナニコレ??
「愕然・・・」いったい何十年間、使い方を知らないまま無駄な時を過ごしてきたのだろう・・・。
※球面の使い方はこれだ!
なんてこった!球面はレンズとして日付面の拡大に使うとは・・・
この気遣いはまさに日本のモノづくりであると感心したが、時すでに遅し、老化とレンズの倍率が合わない。
データーネームEX15号 ブラック キャップ式 セット商品 既製|XGL-15/H|商品カタログ|シヤチハタ株式会社
一つ提案がある、胴体にゆるやかな凹みがあり印の上部を示しているが、凹みを確認するのが面倒で突起シールを貼っている。
これなら指の感覚で上下が分かるので、いきなり掴んでもスッと押せるのである。
また、突起が気持ちいい。
この使い勝手を知ってから、シャチハタは全て100円均一のキラキラ突起シール付きになった。
※触感が気持ちいい。
**シャチハタ様へお詫びです**
日本を支えるモノづくり有難うございます。
長い間、使い方も知らずに文句ばかり言ってすみませんでした。
記:A.T
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