今年も田植えの季節がやって参りました。
すくすくと育った苗たちを田んぼに植えていきます。
植えていると、いろいろな生き物を見ることが出来ます。
かえる、おたまじゃくし、ミミズ、ヒル(血は吸いません) などなど。
そんなたくさんの生き物がいる中で、皆さんはこんなピンク色したものを
見たことがありますでしょうか?
コンペイトウみたいに粒々がいっぱい集まったものが、植えたばかりの苗にくっついています。
スクミリンゴガイ、聞いたことありませんよね。 一般的にはジャンボタニシといった方が聞いたことがあるかもしれません。 その卵なんです!
元々このタニシは外来種で、食用(養殖)を目的として輸入されましたが、野生化したものだそうです。
そんなタニシが田んぼによってはいたるところに存在し、困ったことに苗を食べるんです。 植えたそばからジワジワ…と苗に寄ってきます。
また繁殖力が強く無数の卵を水面より上に産んでいくのです。
水面に生むのは、捕食者が少ない事(色のハデハデしいのも捕食者対策みたいです)や
卵が水中ですと酸素不足になってしまうなどあるそうです。
ですので農林水産省などで防除対象の生物となっています。ホント、困った困った…。
人間が連れてきたのにこんなことになるなんて因果応報です。
さて今日の田植えは終了。 靴を洗って物干し台に干しますか…
んっ 何かいる。
かえるちゃんでした。
日除けしてるみたいだけど、ステンレス
パイプの中は暑いでしょうに…。
お読みいただき、ありがとうございました。
投稿者:K谷