前回もご報告した原油備蓄貯蔵船の操船支援の後半戦です。
7月に基地から整備ドックまで、往路のモニタリング支援をしました。
約400mx100mx30mの長方形の貯蔵船は凄く大きく、設備とのスキマが数十センチしかないために、操船者の重圧は相当なものだと思います。
10月にはドックでの整備も終わり、復路の出渠(しゅっきょ)から基地への据え付けを支援いたしました。
当社の支援システムは操船を安全に支援するシステムですので、表示遅れや不具合は禁物です。
曳航中に、強風による機器の破損などトラブルもありましたが、即、対応し喜んでいただきました。
お客様に「五年後もよろしく!」と嬉しいお言葉もいただきました。
秋晴れの下で安全対策も万全に任務を完了し、碧い海原、またたく夜、新鮮な魚介に、後ろ髪を引かれながら全員無事に帰還しました。
写真1.GPS受信機など精密機器は日よけのテントに設置
写真2.モニタリングPCは仮設の見通し台に設置。分かりにくいけど 怖い位置にせり出している。
写真3.隙間、数十cmしかないドックに収まっている。
写真4.整備ドックからの出渠(しゅっきょ)、右側の手すりが貯蔵船。
写真5.船上から見た風景・・・碧い!
写真6.基地への据付け中・・・デカい!
写真7.作業完了後のメンバーの、ほっとした笑顔がまぶしい!
左からU.Toさん、U.Taさん、I.Hさん、O.S
船舶事業部 O.S